慶應義塾大学病院 形成外科学教室 慶應義塾大学病院 形成外科学教室

後期臨床研修(専修医課程)プログラム

研修プログラムの概要

慶應義塾大学医学部形成外科、ならびに関連施設が連携して、将来を担う形成外科専門医を育成するプログラムです。形成外科医といえども、その専門医には手術技術のみならず、医療人として幅広い知識を持ち、教育人として同僚・後輩や学生に積極的に指導し、研究者として病態の解明や今後のよりよい治療を模索し、そして社会人として常識、人間性、他科・コメディカルとのコミュニケーション能力が必要です。4年間の後期臨床研修プラグラムの間に、すべての方が、学会での発表、筆頭著者で論文を執筆し、形成外科専門医資格試験を受けることを目標とし、その後、分野別指導医に向けた研修に進んでいただきます。

当教室のプログラムの特徴

1)多様なキャリアパスに対応

研修プログラムの構成は、個人個人の多様なキャリアパスに柔軟に対応できるよう配慮されており、産休や育休期間についても、キャリアが繋がるように支援してします。また学位取得などの研究を希望する人には、大学院に入学する機会が用意されます。また、臨床留学・基礎留学などの海外留学も積極的に支援しています。

2)すべての形成外科の扱う疾患を網羅

形成外科の扱う疾患は非常に多岐にわたっています。基幹施設である慶應義塾大学病院は各々ほぼすべての領域の専門医がおり、形成外科が対象とするほぼすべての疾患を扱っています。また連携する市内病院では形成外科が良くみる疾患の治療の研修のみならず、小児治療に特化した成育医療研究センターや都立小児総合医療センターをはじめ特定の分野に特化した専門医の下で研修を行っていただきます。こうしたプログラムにより、最短4年での専門医取得が可能となっています。具体的には1年次にはチーフレジデントの下で形成外科の基本いろはを学びます。2年、3年次は連携する市中病院で研修を行い、外来から手術執刀、術後経過までGeneral Plastic Surgeonとして臨床医の経験を積みます。4年次にはチーフレジデントして再び大学病院で、それまで得た知識と技術を生かして、より専門性の高い疾患とその治療に携わるとともに、下級レジデントの教育に当たります。

3)多くの仲間と楽しく研修

私たちのプログラムには、毎年多くの新人が入局してくれています。大勢の同期とともに、互いに助け合いながら楽しく研修に励むことが出来ます。

専修医プログラム

より詳しいプログラムは下記PDFをご参照ください。
慶應義塾大学医学部 形成外科 後期臨床研修(専修医課程)プログラム

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© 2019 Department of Plastic and Reconstructive Surgery, Keio University School of Medicine