教室紹介 教育-慶應義塾大学病院形成外科

教室紹介
  • 乳房再建
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教育について | 研究について

初期臨床研修制度

はじめに

当科の初期臨床研修では、豊富な手術症例をもとに積極的に手術に参加してもらいます。皮膚縫合、植皮などの形成外科の基本手技が自信を持って行えるようになってもらいます。また、カンファレンスを毎週2回行い、知識の確認を行います。

研修内容

具体的には、乳房・頭頚部などの癌切除後の再建手術、皮弁形成術、マイクロサージャリー、顔面外傷・骨折の管理、創縫合の基礎、再生医学や創傷治癒学の基礎、難治性潰瘍や褥瘡の管理、口唇口蓋裂・多合指(趾)症をはじめとした小児先天性疾患の治療、巨大色素性母斑の治療、眼瞼下垂症、顔面神経麻痺の治療、レーザー治療、スキン・ケアの基礎などを幅広く学びます。形成外科全般の基礎知識から実際の手術手技まで、幅広く学びます。成人病棟・小児病棟で、それぞれ実際に患者さんを受け持ち、手術も経験してもらいます。

研修スケジュール

下記プログラムは、将来、形成外科専門医になる人のために特化した例です。研修終了後、即戦力として活躍できるように形成外科の基礎を学びます。

見学募集

いつでも見学可能ですのでご連絡ください。
連絡先:荒牧典子 nonken@2001.jukuin.keio.ac.jp

後期臨床研修(専修医課程)プログラム

I.基本方針

本制度の研修目標に沿い、将来形成外科専門医を取得し、形成外科を標榜する医師のための慶應義塾大学医学部形成外科の臨床研修目標の達成を目的としている。4年間を通じて形成外科の知識、技能の習得及び病棟運営の方法を学び、さらに後半では学位取得を目標とした研究活動を行う。

II.プログラム指導者と参加協力施設

1)プログラム指導者
 慶應義塾大学医学部形成外科学教室
 教室主任 貴志 和生 教授 (日本形成外科学会専門医)
 専修医担当主任 荒牧 典子 講師 (日本形成外科学会専門医)
2)基幹施設:慶應義塾大学病院(形成外科)
3)参加協力施設
 栃木県:那須赤十字病院、栃木県済生会宇都宮病院、栃木県立がんセンター、佐野厚生総合病院
 群馬県:太田記念病院
 埼玉県:埼玉社会保険病院、埼玉医科大学総合医療センター、国立病院機構埼玉病院
 東京都:国家公務員共済組合連合会立川病院、国立成育医療研究センター、東京都済生会中央病院、
     東京都立小児総合医療センター、国立病院機構東京医療センター
 神奈川県:川崎市立川崎病院、平塚市民病院、横浜市立市民病院
 千葉県:東京歯科大学市川総合病院、帝京大学ちば総合医療センター

III.教育課程

1年目:基幹施設または参加協力施設で形成外科としての初期研修を行う。
2年目:基幹施設または参加協力施設で研修を行う。
3年目:基幹施設でサブチーフレジデントとして臨床研修を行う。
4年目:基幹施設でチーフレジデントとして研修を行う。また、研究班に所属して学位取得のための研究を行う。

IV.教育内容

1年目:
(1)外来研修
指導医の指導の下に、初診及び再診外来を担当し、外来患者面談法、診察診断法などの形成外科的診断の進め方、外来処置(切開排膿法、局所麻酔法、縫合法、創傷の処置)、治療方針の決定を習得する。また、単純X線、CT、MRIなどの画像診断法を習得する。さらに外来手術の助手を行い、局所麻酔法及び小手術の基本的手技を学び、指導医の指導のもとで、簡単な腫瘍切除術、瘢痕形成術などを執刀する。
(2)病棟研修
主治医のもとに受持医として配属され、術前術後管理、創処置、ガーゼ交換の手技を習得する。担当患者の手術の助手をつとめ、基本的な形成外科手術器械の操作法、基本的手術手技を学ぶ。
(3)当直
専修医開始当初は上級医と共に当直を行い、病棟における緊急処置に対応し、外来においては救急外傷患者の診断処置を取得する。以降は独立して当直を行うが、上級医のon-callの下に実施される。
2、3年目:
(1)基幹病院での研修
外来研修:初診医の指導のもとに外来2診を担当する。
病棟研修:病棟主治医として指導医とともに責任を持って入院患者を受け持ち、経験を積む。簡単な手術の術者として執刀する。病棟運営、コメディカルとの協調力を養う。また、術前術後検討会その他の教室の学術的な行事に積極的に参加する。この期間の受け持ち症例は形成外科専門医申請に必要な症例記録として用いられる。
当直:ローテーションで当直を行う。病棟患者の緊急処置、外来患者の救急処置に当たるが、入院・手術・複雑な処置を要するものについては指導医のもとで治療にあたる。
(2)参加協力病院での形成外科研修
大学病院での研修に準ずるが、詳細は各教育関連病院形成外科での教育システムに従う。必要に応じて研修先指導医により研修内容、到達度を評価する。
(3)教育関連病院での外科系他科研修
希望により必要に応じて1年程度、教育関連病院での外科系他科研修を行い、将来形成外科に必要な外科系他科の臨床的知識、技能を修得する。この間の研修内容については研修先指導医に一任するが、必要に応じて研修内容、到達度を評価する。
4年目:
大学病院でチーフレジデントとしての研修を行う。
(1)大学病院でのチーフレジデントとしての研修
外来研修:初診医の指導のもとに外来2診を担当する。また、術後外来(隔週土曜日午前)を担当し、自らが執刀した術後患者の処置・経過観察を行う。
病棟研修:病棟主治医として指導医とともに責任を持って入院患者を受け持ち、指導医の指導のもとに病棟運営(ベッドコントロール)の中心的な役割を担う。また、研修最上級学年医として、下級学年専修医・研修医の指導にあたる。より複雑な手術の術者として執刀する。また、術前術後検討会などの教室の学術的な行事に積極的に参加し、手術症例に関しての討論を行う。この期間の受け持ち症例は形成外科専門医申請に必要な症例記録として用いられる。
当直:ローテーションで当直を行う。病棟患者の緊急処置、外来患者の救急処置に当たるが、入院・手術・複雑な処置を要するものについては、指導医のもとで治療にあたる。研修最上級学年医として、下級学年専修医・研修医の指導に当たる。
(2)学位取得のための研究
各研究班に所属して学位取得のための研究を行う。

V.教育に関連する行事(大学病院)

1)標準的な週間スケジュール

2)定期的に行われる教育関連行事等
・関連施設ネットカンファレンス:毎月
・同門会学術集会:年2回(教育関連病院医師との研究症例検討会を含む)
・口蓋裂チーム診療検討会:年2回
・解剖カンファレンス:隔月

VI.定員

人数・待遇面の詳細は、慶應義塾大学医学部ホームページ最新情報をご覧ください。

VII.研究活動

下記のテーマで班別に研究活動を行っている。
1)再生医学
 i)毛包再生
 ii) 皮膚付属器を含めた完全な皮膚再生
 iii) 脂肪・骨格筋の再生
 iv)リンパ管の再生
 v)多血小板血漿を利用した骨新生
2)血管解剖に基づいた皮弁血行の解明
3)ケロイド・肥厚性瘢痕のメカニズムの研究
4)シミュレーション外科(デジタルイメージング、ネットワーキング、手術シミュレーション)
5)3Dディジタイザによる顔面、躯幹の計測と臨床応用

VIII.学会、研究会など

教室員の所属、参加する学会、研究会を列挙する。日本形成外科学会及び東京地方会は必須であるが、その他は各自の関心のある分野の学会に所属し、研究発表を行う。
【国内学会】
日本形成外科学会及び東京地方会、日本マイクロサージャリー学会、日本シミュレーション外科(事務局)、日本頭蓋顎顔面外科学会、日本創傷治癒学会、日本再生医療学会、日本炎症・再生医学会、日本創傷外科学会、日本口蓋裂学会、日本癌治療学会、日本頭蓋底外科学会、日本組織工学会、日本頭頸部癌学会、日本顔面神経研究会、日本形成外科内視鏡・手術手技研究会、日本レーザー医学会、日本先天異常学会、日本熱傷学会、日本外科系連合学会、日本美容外科学会、日本頭頸部癌学会
【国際学会】
ISCAS(国際コンピューター支援外科学会)(事務局)、IPRAS(国際形成外科学会)、国際口蓋裂学会、ASPS(米国形成外科学会)、ACPA(米国口蓋裂学会)、日中及び日韓形成外科学会、国際創傷治癒学会、アジア形成外科学会、ヨーロッパ形成外科学会、国際美容外科学会、国際熱傷学会

IX.評価方法

1)評価方法
教授、准教授、病棟医長、外来医長、専修医指導医により逐次評価を受ける。教育関連病院では、担当部長または医長が評価を行い、教室運営会議に報告される。
2)プログラム修了の認定
専修医課程4年を終了した時点で、上記の評価と発表論文の内容をもとに専修医修了の認定を行う。
3)プログラム修了後のコース
原則として引き続き慶應義塾大学形成外科学教室助教として、また教室または教育関連病院での医員を続ける一方、指導医として後輩の育成に努める。

X.身分

「慶應義塾大学医学部における専修医プログラムの概要」を参照。

XI.資料請求先

「慶應義塾大学医学部における専修医プログラムの概要」を参照。

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